本間理央
こんにちは。トリプルバリューの本間です。
この記事では、エンゲージメントカードをプレイした方々にエンゲージメントカードを利用して良かった点やプレイしたエピソードなどをまとめています。
今回のゲストは瀬戸雅也さんです!
本日はよろしくお願いします!
初めまして。瀬戸雅也です。よろしくお願いします!
瀬戸 雅也 様 プロフィール
- 株式会社学生窓口 代表取締役
- うどん大学経済学部4年
- 高校生・大学生らへのキャリア教育や企業の採用活動を支援
変化が激しい時代において重要なのは自分自身の判断軸を持つことと考える瀬戸雅也さん。
大学在学中に起業をした原動力や想い、価値観について語ってくださいました。
この記事はこんな方におすすめ
- 自分の価値観や判断軸を明確にしたい
- 自分の価値観や強みを見出して就職活動のぞみたい
- 就職活動や就職支援などでエンゲージメントカードの使い方やメリットが知りたい
そんな方に是非読んでいただきたいです。
「学生で企業した経緯」
本間理央
学生で起業された経緯を教えて頂けますか?
実は最初から起業しようと思ったのではなく、就職活動をしていました。
しかし、自分が納得する企業になかなか出会うことができず、就活自体に疑問を抱くようになっていました。その頃、Youtubeを始めたのがきっかけなんです。
本間理央
Youtubeですか!どんなチャンネルですか?
現在は非公開にしていますが、発信していた内容は飲食店関連の動画です。
ただ、コロナ禍で外食に出かけることが制限されたため、撮影が出来なくなってしまいました。
当時はこれからどうしようかなと悩みましたが、Youtubeでの動画編集スキルを活かし、飲食店のECショップやオンラインオープンキャンパスの動画を制作することで、1年程個人事業主として活動しました。
本間理央
コロナ禍で柔軟に対応されていたのですね。
非常に楽しく活動していました。
一方で、就職活動をしていた頃の疑問を考えました。
日本人は特に、自己分析をする習慣や自分の軸で職業選択をすることが根付いていないのではないかと気づきました。
実際に周りの就職活動生をみてもそのように思えたのです。
ですから、採用支援や就職支援を行う会社を立ち上げようと起業しました。
本間理央
自分軸で職業選択が出来ていないと気づいたきっかけは何ですか?
私は2年ほど前に腎臓移植をしました。
その時に「自分はこれから何をやりたいんだろう」など、自分を見つめなおす機会があり、自分が大切にしている価値観を持つことの重要性に気づきました。
環境の変化が激しいなかで、自分の価値観や軸が明確でなければ、自分の判断軸はぶれてしまいます。それはとても危険なことです。
でも、自分の軸で就職活動をしている人は多くはありません。
本間理央
自分の軸をみつけて行動していくことの重要性を見出されたのですね。
ただ、学生で起業することは、とても勇気が必要な行動だと思うのですが、何が原動力となったのでしょうか?
原動力となったものは2つあります。
1つは先ほどお伝えした通り、自分の軸を持って行動する重要性を伝えたかったからです。
自分の意思で就職先を決めることができず、周りからの意見や親の価値観などで職業選択をする人が多い実情があります。
自分の価値観を重要視しなければ、楽しい人生は送れないと思います。たとえ、フリーターであっても、大切にしている価値観が満たされていることは幸せなことです。
2つめは、私が早くお金を貯める必要があったからです。
腎臓移植をした人は平均10年ほどしか臓器が持たないと言われています。私の10年後は30代、それまでにお金をつくらないと家族を養っていくことはできないでしょう。
そのためには、今から起業して、お金やビジネスの仕組み、稼ぐ方法を学ぶ必要があると考えました。就活していると間に合わないと思い、起業を決意しました。
本間理央
エンゲージメントカードの一枚に「富・財産」がありますが、瀬戸さんにとっての「富・財産」のエピソードをお聞きすることができました。
「エンゲージメントカードを購入したきっかけ」
本間理央
エンゲージメントカードを購入されたきっかけを教えてください。
知り合いが使っていて、エンゲージメントカードのことは知っていました。
就職支援の事業を立ち上げて、学生のサポートをするときに、学生が自己分析を一人でするのではなく、ゲーム感覚で一緒に行うことができたら楽しくできると思い、購入しました。
本間理央
主に自己分析をする際に使われているのですね。
そうですね。
加えて、企業のインターンシップ、高校の授業、大学生向けのセミナーなどにも使っています。
高校の授業では45分間という限られた時間のなかで「仕事で大切にしたい価値観」をテーマに行っています。
本間理央
学生にとって難しい言葉もあると思いますが、どのように対応していますか?
自分なりの解釈で良いと言います。
例えば、「ウェルビーイング」の意味をわからない方も多いのですが、イラストを見ながら自分がどのように感じるのか、あくまで自分の感性で決めてほしいと思っています。
本間理央
皆さん、どのような感想を抱かれていましたか?
「ゲーム感覚で自分のことを知れてよかった」「何を選んでも大切な気がする」という声が上がっていましたね。
本間理央
確かに。どの価値観も大切に感じてしまうので、手放す難しさってありますよね。
そうですね。あとは、選んだ7枚のカードの中から最後に一枚だけ最強カードを決めてもらいました。
印象としては「感謝」を選んでいる方が多かったですね。選んだ理由をシェアしている様子をみても、ほとんどの方がまじめに自分と向き合っていました。
本間理央
では、学生窓口で使う方はどのような感想を抱かれていますか?
就活を始めたばかりの頃は、高校生と同じように「今まで見出せなかった自分の強みや価値観を見つけることが出来ました」と言いますね。
逆に、就活が進んでいる方は、就職したい企業の経営理念やミッションに強く共感できるかどうか、自分の価値観を基軸に考えている傾向にあります。
本間理央
自分の理想にあてはめて価値観を選んでいるという事ですね。
私も自分の理想を想像して、価値観を選ぶときがあるので、非常に共感できます。
「エンゲージメントカードを利用して強く印象に残ったシーン」
本間理央
多くの場面でエンゲージメントカードを利用されてきたと思うのですが、強く印象に残ったシーンはありますか?
自己開示を通して人と仲良くなっている様子ですね。
最初の自己紹介の段階で、自分の価値観や経験を話す機会ってあまりないと思います。
驚いたり、納得したりして、仲良くなっている様子を見ると、エンゲージメントカードの効果が発揮されているなと思います。
本間理央
自己開示をしあうことで、相手を信頼することができるみたいですね。
「今1枚カードを選ぶとしたら?」
本間理央
今一枚カードを選ぶとしたら何ですか?
「全力」です。
会社を運営しているので、学生や企業を含め、常に全力で向き合う事を意識しています。
大学生起業家だと、スキル面や責任面を心配する方が多いので、少しでも安心してもらえるように、キャリアコンサルタントの資格を取得したり、メンターの方に授業での講師スキルを教わったりなど、期待される結果以上のところまで考えて行動するようにしています。
「エンゲージメントカードをオススメしたい人」
本間理央
期待を超える結果を残すために全力で行動されているのですね!
エンゲージメントカードをどのような人にお勧めしたいですか?
自分の判断軸を持っていない人。
就職活動をするうえで、最も大切なことは、自分の信念を持って行動することです。
「自分はどうありたいか」「何を大切にしているか」経験やエピソードを誰かに話せるほど、落とし込んでいくと信念が定まっていきます。
エンゲージメントカードは語りの手助けになります。
「大切にしている価値観を通じてどんな自分になりたいか」
本間理央
このゲームを通して、今後どんな自分になっていきたいですか?
自分の価値観をしっかり体現できる人です。
キャリア支援をする立場にいる私が、自分の価値観を体現することを経験していないと、人に伝えることは出来ないと思っています。
例えば、2億円の稼ぎ方や企業の仕方などは実際に経験した人でないと教わる気にならなくないですか。
まずは自分自身がモデルになる。価値観を体現できる人になる。それを人に伝えられるようになっていきたいです。
本間理央
瀬戸さん、今回はありがとうございます。
これからも『もっとワクワークする世の中』に向けて私たちと一緒に、1人でもワクワークする人を増やしていきましょう!これからもよろしくお願いします!
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